建設とは何か 3

昭和24年5月に、建設業法が制定されました。


これを契機に近代産業としての建設業が誕生したとみることができるでしょう。


それまで"〇〇組"とか"〇〇工務店"と称していた建設業者の多くが、現在のような"〇〇建設"へと呼称を変えたのもこのとき以降のことでした。


現在、建設業法により登録されている建設業者数は約52万社、そこで働く就業者数は520万人に及びます。


日本全国のあらゆる種類の飲食店の数が約60万店といわれていますから、これに比べてみると、いかに建設業者の数が多いかということが容易に想像できるでしょう。


従来、建設業のことを論ずる場合、52万の業者を一括して建設業として捉え、論ずることが多かったようです。


しかし、52万の中には、個人営業の"街の大工"から"大手建設業者"まで含まれているわけですから、これを建設業として一括把握することは、鍛冶屋と鉄鋼メーカーを製鉄業として一括するようなものす。


建設業を正しく理解するためには、52万の業者を事業内容や企業規模、技術力などにより、分類、層別して把握することが必要なのです。

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